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450メートル離れた民家も破損 上山・発電施設爆発、建物被害計16棟に

2019年02月15日 09:11
被害を受けた民家や工場・事業所
 上山市金谷の上山工業団地にある「山形バイオマスエネルギー」の発電施設で発生した爆発事故で、窓ガラスが割れる被害が、施設から約450メートル離れた民家でも確認されていたことが14日、上山市への取材で分かった。爆風による衝撃で破損したとみられ、影響はさらに広範囲に及んでいた形だ。同市が把握している建物被害は同日現在までに13地点の計16棟に上った。

 同市などによると、新たに被害が分かったのは、蔵王川や国道13号を越え、施設から約450メートル東側にある同市権現堂の2階建て住宅で、1階仏間の窓ガラスが割れていた。住人の男性(83)は当初、破損に気が付かなかったが、8日に別に暮らす娘が訪れ、割れているのを見つけたという。男性は「事故当日はものすごい音だったが、まさかこんなに離れた所まで影響があるとは思わなかった」と驚いた様子で話した。

 火災や爆発のメカニズムに詳しい山形大工学部の桑名一徳准教授(燃焼工学)は「水素の爆発が起きると、圧力が一気に解放されるため、爆風の影響は半径数百メートルの範囲に及ぶ」と説明。今回、新たに割れているのが見つかった窓ガラスが発電施設の方角を向き、爆風を遮る構造物などもなかったことから、破損した可能性が高いとみられる。

 施設から450メートル北西側には県立山形盲学校や、かみのやま病院もある。いずれも被害はなく関係者は「不幸中の幸い」としている。

 事故は6日に発生。試運転開始後、数秒で爆発が起きた。同市の調査で被害が確認されたのは、吹き飛んだ水素タンクの金属製のふたが2階部分の壁を突き破り、中にいた女性(30)が首などにけがをした住宅や、発電施設の建屋を含めて市内13地点の計16棟となっている。

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