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念願果たし“ただいま” 天童・人間将棋参戦の三枚堂六段

2019年04月20日 11:39
16年前のお礼に鈴木喜栄子さん(右)と安孫子健治さん(左)にサインをする三枚堂達也六段=天童市・天童ホテル
 天童市の舞鶴山山頂で20日に開幕する人間将棋。対局者の一人、三枚堂達也六段(25)は16年前、この地を観戦に訪れている。プロを目指していた頃で、地元の励ましや会場での感動が今も心に残る。天童入りした19日夜、当時の関係者と再会を果たし感謝の思いを伝えた。

 三枚堂六段は当時、千葉県流山市の小学4年で、日本将棋連盟の研修会に通っていた。祖父の中川邦夫さん(82)=同県浦安市=に連れられてJR天童駅に降り立ち、市将棋資料館に向かった。市観光物産協会職員だった鈴木喜栄子さん(61)=同市交り江5丁目=の親切な案内に、すっかり打ち解けた。

 人間将棋会場では甲冑(かっちゅう)の着付けを体験し、駒役の天童高生と記念撮影。市広報担当の安孫子健治さん(42)=現農林課=から「来年のポスター用に」と声を掛けられモデルにもなった。「みんなの『プロになってまた来いよ』という温かい声がどれだけ達也の励みになったことか」と中川さんは振り返る。

 プロを夢見た少年は念願を果たし、平成の最終局で聖地に戻ってきた。鈴木さんは「将来有望だろうなと感じた」と記憶をたどり、安孫子さんは当時撮った写真を持参し「面影が残っている」。三枚堂六段は「会場の大迫力に心を打たれた」といい「夢をかなえて戻って来られたわけですかね」と笑った。2人に16年前のお礼にと「鋭気」「着眼大局」としたためたサインを贈った。

 祖父も再訪し見守る中、三枚堂六段は20日は解説者、21日は対局者を務める。プロを目指す子どもたちに、今度は自分がエールを送る番だ。

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