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コンゴの大自然、着物に表現 プロジェクトで諏訪さんが製作

2019年06月12日 20:11
コンゴの着物の仕上がりを確認する野々花染工房の諏訪豪一さん=米沢市
 東京五輪・パラリンピックに向け、参加各国・地域をイメージした着物を制作し「世界は一つ」をアピールする「イマジン・ワンワールド KIMONOプロジェクト」で、米沢織に取り組む諏訪豪一さん(44)=米沢市福田町=がアフリカのコンゴ(旧ザイール)をモチーフにした着物を製作した。同国の雄大な自然、珍獣などを図柄に採用。全国の各種イベントで披露される。

 諏訪さんは同市内で米織の野々花染工房を経営する。同プロジェクトでは2016年に手掛けたペルーに続き2作目の出品。昨年1月に製作に入った。「コンゴの情報が少なく図柄のイメージを固めるのに苦労した」と語る。

 出来上がった着物は、右肩から背中、左のすそにかけて、大きく藍染めした糸を使い、国の中央を流れるコンゴ川を表現した。左袖には国を代表する動物で、キリンの仲間とされているオカピのしま模様を施した。さらに、すそ部分にはアフリカの大地と大河、赤く大きな太陽も入れた。すその先端には、国旗に使われている色の3本の線を引いた。

 アフリカ諸国は歴史的に独立や分断など複雑な状況を経てきたことが多く、諏訪さんは「政治的な主張を感じないデザインを心掛けた」という。

 さらに同国は火山活動が活発なことでも知られ、活火山もデザイン候補として挙がったが、現地では大災害で多くの犠牲者が出たとのマイナスイメージが根強くあることが想定され、外した。「せっかくの作品で、その国の人が不快な気持ちにならないよう、国が公式に出している花や象徴などを選んだ」と諏訪さんは苦心した点を語る。その上で、「オリンピックを通し、日本の文化を広げていくことに貢献できるのはうれしい。世界に話題が広がることを期待したい」と話している。

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