色鮮やか初の軍楽隊制服絵 仏音楽家の弟子が描く

6/3 17:10
 陸軍軍楽隊の制服。いずれも「為恩師建子謹写」(恩師のために建子が描いた)との落款がある(左右のページ掛け合わせ)

 1884(明治17)年に来日、日本初の軍楽隊を育てたフランスの音楽家シャルル・ルルー(1851〜1926年)が考案したとされるカラフルな制服の絵が、図帳として残っていた。東京都在住の石黒敬章さん(80)が所蔵、靖国神社の遊就館に寄贈され、近く一般公開される。

 同神社神職で研究員の野田安平さん(60)は「ルルーが育てた軍楽隊の史料はほとんど見つかっておらず、大変貴重。日本初の軍楽隊の制服で間違いない」と話す。

 図帳は墨と絵の具で彩色され、計17枚。

 墨で「建子描」と書かれ、当時ルルーの一番弟子だった広島県出身の陸軍軍楽隊楽長永井建子の筆であることが分かる。

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