子ども泣かせの「鬼の舞」奉納 和歌山・九度山、3年ぶり

8/16 18:27
 「椎出鬼の舞」で、鬼に近寄られ怖がって泣き叫ぶ子ども=16日午後、和歌山県九度山町

 和歌山県九度山町の椎出厳島神社で16日、赤い髪の鬼が悪疫払い、五穀豊穣、雨乞いを祈願する伝統神事「椎出鬼の舞」が奉納され、山あいの里は親子連れや大勢の観光客らでにぎわった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続き、奉納は3年ぶり。

 南北朝時代から続くとされる奇祭。午後5時過ぎ、長さ約2メートルの棒を持った鬼が、太鼓や笛、笠鉾を持った裃姿の「十人衆」と共に太鼓の音に合わせ境内に登場。本殿前で鬼は呪文を唱えながら棒を振り回し、勇壮な舞を披露した。

 見せ場はその後の「乱の舞」。鬼が子どもに近づいて威嚇すると、怖くて親にしがみつき泣き叫ぶ子どもが続出した。

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