「灯台ホテル」観光資源に 各地の自治体関係者ら議論

6/7 18:17
 灯台の活用を話し合うイベントに登壇した北海道函館市の大泉潤市長=7日午後、東京都中央区

 灯台を観光資源に生かそうと活動する各地の自治体関係者らが集まり、経験やアイデアを共有するイベントが7日、東京都中央区で開かれた。かつて灯台守が暮らした旧官舎を「灯台ホテル」に改築する計画など、観光の目玉づくりに向けた取り組みが紹介された。

 北海道函館市の大泉潤市長は、市内の恵山岬灯台を「地元でも知る人ぞ知る存在」と紹介。市民にアンケートをした結果、住み込みで24時間見守った灯台守の歴史に興味を持つ人が多かったとして「近隣のホテルとの連携など、魅力づくりを進めたい」と話した。

 イベントを主催した日本財団は、灯台を活用した施設整備などの事業を募集。最大2千万円を助成する。

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