首相、物価対策で外交成果 泉氏、自民へ対抗勢力必要

7/1 21:29
 沖縄県那覇市で街頭演説に耳を傾ける人たち=1日午後

 岸田文雄首相(自民党総裁)は1日、沖縄県を訪問し、欧州歴訪で中断していた参院選の遊説を再開した。争点となっている物価高対策のほか、食料の安定供給に向けて「国際社会の協力を確認した」と外交成果を強調。立憲民主党の泉健太代表は神戸市で演説し「自民ばかりの国会では駄目だ。対抗勢力が必要だ」と支持を求めた。参院選は選挙期間18日間の後半戦に突入。与野党は活発に論戦を展開した。

 沖縄は注目の改選1人区の一つ。首相は、米軍普天間飛行場がある宜野湾市で街頭演説し、国政選挙期間中として異例の海外出張で出席したドイツでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)、スペインでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の意義を訴えた。

 泉氏は北九州市で首相を批判。「(政府の)国内での物価対策はスカスカだ。外交で得点を稼ぐという考え方で本当に国民の生活が良くなるのか」と記者団に語った。

 公明党の山口那津男代表は大阪市での演説で、マイナンバーカードの普及策「マイナポイント第2弾」を活用して「物価高を乗り越えよう」と呼びかけた。

 維新の松井一郎代表は名古屋市でマイクを握り、日本を安心して暮らせる国に変革するには「自民をぴりっとさせる野党が必要だ」と力説した。

 共産党の志位和夫委員長は相模原市で記者団に、首相の防衛費増額方針に対し「東アジアに軍事対軍事の分断と緊張をつくり、世界の平和に逆行する」と非難。国民民主党の玉木雄一郎代表は岐阜県各務原市で「電気代を引き下げる」と述べた。

 れいわ新選組、社民党、NHK党も支持拡大を目指す。

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