横路孝弘・元衆院議長が死去 82歳、北海道知事3期

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 インタビューに答える横路孝弘氏=2003年12月

 衆院議長や北海道知事を務めた元衆院議員、横路孝弘(よこみち・たかひろ)氏が2日午後8時45分、肝内胆管がんのため東京都内の病院で死去した。82歳。札幌市出身。葬儀・告別式は近親者のみで執り行った。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。お別れの会を5月ごろ、札幌市で開く。

 1966年東大卒。弁護士だった69年、社会党国対委員長などを務めた父節雄氏の急死を受けて衆院選に出馬し、28歳で初当選した。

 72年の沖縄返還直前、毎日新聞記者だった西山太吉さんに託された外務省公電のコピーを衆院予算委員会で示し、軍用地の原状回復補償費を日本が肩代わりするとの日米間の密約を暴露。外務省機密漏えい事件(西山事件)の発端となった。ロッキード事件の追及でも名をはせ「社会党のプリンス」と呼ばれた。

 83年、北海道知事に転じて3期務めた。96年の旧民主党結成に参加し、同年の衆院選で国政に復帰。衆院議員歴は通算12期に及んだ。

 民主党では社会党グループを率いて護憲派の代表格だった。

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関連写真

 インタビューに答える横路孝弘氏=2003年12月
 2002年9月、民主党代表選に立候補した(左から)野田佳彦氏、鳩山由紀夫氏、菅直人氏、横路孝弘氏=東京・永田町の党本部
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