中小企業の従業員ら約4千万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は30日、2023年度の都道府県別の保険料率を決めた。最高は佐賀の10・51%で、最低は新潟の9・33%だった。全国平均は22年度と同じ10・0%に据え置く。4月納付分から適用する。
保険料率は、都道府県ごとにかかった医療費や年齢別の加入者数などを踏まえて決める。23年度に2番目に高いのは福岡(10・36%)で、3番目は熊本(10・32%)。低い順では2番目が長野(9・49%)、次いで福島(9・53%)だった。
33道県が22年度から引き下げた。
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