WHO、緊急事態宣言を継続 新型コロナ、4年目へ

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 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日、新型コロナウイルス感染症は依然として「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当すると判断したと発表した。2020年1月30日に出された緊急事態宣言は、4年目に入ることになった。

 緊急事態宣言は、感染症などが各国に保健上の危険をもたらす事態や国際的な対策の調整が必要と判断される場合に、WHOが出す最高度の警告。宣言後、3カ月ごとに現状の分析や宣言継続の是非を検討する緊急委員会が開かれ、今月27日の会合結果を受け、テドロス氏が宣言継続を決めた。

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