「新たな技術で地上生活豊かに」 若田さん、月探査の意義強調

5/29 18:52
 共同通信のインタビューに応じるJAXAの若田光一飛行士

 3月に国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一飛行士(59)が29日、共同通信のインタビューに応じ、日本も参加し、月や火星の有人探査を目指す米主導の「アルテミス計画」に関し「宇宙進出の過程で得られる新たな技術で、地上の生活を豊かにすることができる」と意義を強調した。

 日本は同計画で、2020年代後半に日本人を月面に送ることを目指している。若田さんは「月でも火星でも確実に行きたい」と明言。一方で、JAXAは新たな飛行士候補2人の採用を決めており「まずは仲間の飛行士を支えたい。私が果たさないといけない役割はたくさんある」と話した。

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