アキーノ豪快な一発、中日新戦力　ドミニカ出身４番候補

　シート打撃で本塁打を放つ中日のアキーノ＝北谷

　ぐんぐんと伸びる飛球は中日が求めていた長打力だ。沖縄・北谷キャンプに臨む新戦力のアキーノは５日、初のシート打撃でバックスクリーン左に豪快な一発を運んだ。迫力不足だった打線の核となり得る右の外野手は「心身共に非常にいい状態で来られている」と充実した表情を浮かべた。

　追い込まれてからの集中力が光った。４年目左腕の橋本が３球続けたスライダーを振り抜く。「しっかりと強くたたけたし、いい打球だった」と、メジャー通算４１発の実績を示すような大きな放物線を曇天に描いた。

　ドミニカ共和国出身の４番候補は１９５センチ、１０８キロの堂々たる体で守っては強肩が自慢だ。

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