30年冬季五輪、関心の候補地増 IOC、札幌市など招致

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 IOC理事会後にオンラインで記者会見するデュビ五輪統括部長=29日(共同)

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は29日、スイスのローザンヌで行った理事会後に記者会見し、札幌市が2030年大会の開催を目指す冬季五輪について「いくつかの都市が検討を始めた」と語り、招致に興味を示す候補地が増えたと明らかにした。具体的な地域の明言は避けたが、六つより多いところが関心を持っているという。

 IOCは昨年12月、気候変動などへの対応策協議を理由に30年の冬季五輪開催地決定を24年以降に先送りすることを決定。当時は札幌のほかソルトレークシティー(米国)、バンクーバー(カナダ)が開催に興味を示していた。

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