2018年スポーツ県内十大ニュース

 県勢アスリートの姿は、今年も県民の心を揺さぶった。万感、悲願、歓喜、雪辱―。紙面に刻まれた本県関係のスポーツ十大ニュースを選んだ。

1平昌冬季五輪に本県関係6人出場

平昌冬季五輪のスピードスケート男子で、四つの入賞を獲得した山形中央高出身の選手ら。(右から)小田卓朗、一戸誠太郎、山中央高の椿央監督、加藤条治、ウイリアムソン師円=3月、山形市 平昌冬季五輪のスピードスケート男子で、四つの入賞を獲得した山形中央高出身の選手ら。(右から)小田卓朗、一戸誠太郎、山中央高の椿央監督、加藤条治、ウイリアムソン師円=3月、山形市

2月に開催された平昌冬季五輪に、本県関係選手は過去最多となる6人が出場した。加藤条治(博慈会)小田卓朗(開発計画研究所)ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)一戸誠太郎(ANA)の山形中央高出身選手が出た男子スピードスケート勢が活躍。小田は1000メートルと1500メートルで5位、加藤は500メートル6位で4大会連続の入賞を果たした。ウイリアムソンと一戸は団体追い抜きで5位となり、同一大会で最も多い入賞4に輝いた。

スノーボード男子パラレル大回転の斯波正樹(RIZAP・山形南高出)、フリースタイルスキー女子ハーフパイプの鈴木沙織(城北信用金庫・山形中央高出)はともに初出場した。

2アジア大会で競泳小関3冠

競泳男子平泳ぎの小関也朱篤(やすひろ)(ミキハウス・羽黒高出)が8月のジャカルタ・アジア大会で50メートル、100メートル、200メートルの3冠を飾り、2020年東京五輪に向けて弾みをつけた。約4カ月間の対外試合出場自粛からの復帰戦となった4月の日本選手権では、2大会連続で平泳ぎ種目3冠を達成。このうち100メートルは5連覇、200メートルは4連覇、50メートルは27秒12の日本新記録で2連覇を果たした。6月の欧州グランプリでは100メートルで58秒78の日本新をマークし、五輪金メダリスト北島康介さんが持っていた記録を0秒12塗り替えた。

3白鷹山が十両昇進

大相撲の白鷹山(白鷹町出身、高田川部屋)が、夏場所で郷土力士として10年ぶりとなる十両昇進を果たした。新関取誕生は2008年の北勝国(鶴岡市出身、八角部屋)=13年に引退=以来となった。同場所では大きく負け越し、わずか1場所で幕下陥落を喫すも、翌名古屋場所で幕下全勝優勝を果たし、十両最短復帰に花を添えた。秋、九州の両場所は持ち味の力強い突き・押しでいずれも勝ち越し、自己最高位を更新し続けている。

4斎藤、日本選手権で初V 陸上円盤投げ、日本高校新も

陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工高)が6月の日本選手権で初優勝を飾った。同種目を高校生が制するのは戦後初めて。4月の鶴岡市投てき記録会ではこれまでの日本高校記録を1メートル13上回る52メートル38をマークした。7月のU20(20歳未満)世界選手権で8位入賞したのをはじめ、8月の全国高校総体、10月の国体ではいずれも貫禄の2連覇を果たし、国内トップクラスの実力を示した。

5モンテ、天皇杯4強入り

J1仙台との天皇杯準決勝で競り合う山形のFW阪野豊史(右)ら=12月、仙台市 J1仙台との天皇杯準決勝で競り合う山形のFW阪野豊史(右)ら=12月、仙台市

サッカーJ2・モンテディオ山形が天皇杯全日本選手権で2014年以来、4大会ぶりに4強入りした。

2回戦のJ2岐阜戦以降は、柏、F東京とJ1勢を相次いで撃破。準々決勝ではJ1王者の川崎を3―2で退け、波乱を起こした。準決勝は3年ぶりとなるJ1仙台との「みちのくダービー」となった。前半早々に先制点を許す苦しい展開の中、FW阪野豊史の2得点で反撃し、見せ場をつくったが2―3で敗れた。



6大江、ツアー3勝目―女子ゴルフ

9月に宮城県内で行われた国内女子ゴルフツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子で、大江香織(山形市出身)が2季ぶりのツアー通算3勝目を挙げた。第1ラウンドは首位タイで回り、1打差の2位として臨んだ最終ラウンドで逆転した。2009年にプロテストに合格し、これまで12、16年のツアーでそれぞれ1勝している。

7県関係最多3選手が指名―ドラフト会議

プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で、本県関係で過去最多となる3選手が指名を受けた。選ばれたのは、阪神4位指名の斎藤友貴哉(ホンダ・山形中央高出)、西武4位の粟津凱士(かいと・東日本国際大・山本学園高出)、楽天5位の佐藤智輝(山形中央高)。本県関係選手の指名は、育成ドラフトを含め8年連続となった。

8山形中央女子が総合V2―SスケートIH

山梨県富士吉田市で1月に行われたスピードスケートの全国高校選手権で山形中央勢が活躍した。女子は小坂凛が1000メートルと1500メートルで個人2冠に輝いたほか、団体追い抜き(ウィリアムソン・レミ、鈴木杏菜、小坂)では大会新記録をマークして2連覇を達成。圧倒的な実力を示し、女子は2年連続の総合優勝を果たした。

9山形ワイヴァンズ新HCに小野寺氏

バスケットボール男子・Bリーグ2部東地区のパスラボ山形ワイヴァンズの新ヘッドコーチ(HC)に小野寺龍太郎氏が就任した。新HCを迎えてのシーズン入りはリーグが開幕した2016年以降、2季連続。長く指導に携わった経験値と堅実さが重視された人選だった。

10全日本軟式野球、65年ぶり本県開催

天皇賜杯第73回全日本軟式野球大会が65年ぶりに本県を会場に開かれた。全国大会開催は1953(昭和28)年以来、2度目。県大会優勝の公徳会佐藤病院(南陽市)を含む上位6チームが県代表として出場し、県内8会場で全国51チームと社会人軟式野球の日本一の座を争った。

次点アランマーレがVリーグ2部参戦

バレーボール女子のプレステージ・インターナショナルアランマーレが、11月に始まった新リーグ「Vリーグ」2部に参戦。昨季から5選手が引退・退団して新たな顔触れとなったチームはホーム開幕戦で勝利するなど上々のスタートを切り、前半戦を4勝4敗の5位で折り返した。

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