山形県釣り情報バックナンバー

山形県釣り情報

2021年9月3日掲載

【庄内】

　▽▼海＝酒田港内でマイワシ、小アジ、マダコが釣れている。マダイとクロダイは投げ釣りで狙う。庄内沿岸の砂浜ではヒラメやサワラの釣果がある。鶴岡沿岸の各漁港では10センチ前後のアジがサビキ釣りで1人10匹ほど狙える。15センチ前後のカサゴもぽつぽつ。
　▽▼船＝酒田沖はアジやケンサキイカ、ヒラメが釣れる。2キロ前後のサワラも釣れ始めており、1船10匹前後。鶴岡沖ではマダイが期待できる。大きさは50センチほど。40センチ前後のアマダイの釣果もある。胴長20センチ前後のスルメイカも好調。
　▽▼川＝庄内地域の各河川河口域ではスズキが釣れている。

【最上】

　▽▼アユ＝舟形町と最上町の最上小国川で17～22センチが多くて15匹ほど。1日から網漁が全面解禁となり、友釣りは苦戦気味。上流がお薦めだ。
　▽▼イワナ・ヤマメ＝最上町の最上小国川支流の白川、上流の赤倉地区で18～32センチが7、8匹。餌、ルアーのどちらでも狙える。アブの発生が落ち着いたため、釣りやすくなった。
　▽▼ヘラブナ＝新庄市の最上公園で25～30センチが20～40匹。餌は両だんご。宙釣りか底釣りで。

【内陸】

　▽▼イワナ＝最上川第一漁協は先月27日、朝日町の朝日川で約20センチを100キロ放流した。5匹程度釣れる。西川町の寒河江川上流のキャッチアンドリリース区間では、最上川第二漁協が1日に約20センチを95キロ放流し、釣果が期待できそう。
　▽▼アユ＝大江町の月布川上流では濁りが落ち着き、約20センチが10匹ほど狙える。
　▽▼ヘラブナ＝天童市の原崎沼は減水の影響で釣りが難しい。東根市のえびづる沼は依然として藻が繁殖し、釣りができない。上山市の前川ダムは5～10匹、山形市の沼の辺と山辺町の荒沼はそれぞれ5匹前後と低調。雨が少なく水中の酸素が減り、活性が下がっている。降雨に期待。
　▽▼コイ＝寒河江市の最上川は水が濁り、釣果は期待できない。

【置賜】

　▽▼イワナ・ヤマメ＝飯豊町の河川は釣り人の姿は少ないが、雨による増水も落ち着き、20～28センチのイワナが5匹程度釣れる。小国町の荒川や横川、玉川は水量が減ってアブも少なく絶好の状態。イワナは23センチ前後が10匹ほど釣れる。米沢市の大樽川は中流で25センチほどのヤマメが5匹程度、上流で20～30センチのイワナが3匹程度。鬼面川は水量が多く釣りは難しい。
　▽▼アユ＝飯豊町の置賜白川では5匹前後釣れ、大きさは18センチほど。小国町の荒川では20匹程度期待でき、25センチ以上の大物も。
　▽▼ヘラブナ＝高畠町の蛭沢湖は減水が進み、食い渋り状態。約30センチが5～10匹ほど。餌は両だんご。