最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2022

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流した汗、川面にきらり

排水機場を見学する児童=中山町

 「最上川200キロを歩く」第6週は18日、山形市金井小4年生21人が担当した。強い日差しが照りつけ梅雨を忘れるような暑さの中、汗で髪の毛をぬらしながらも、元気よく歩いた子どもたち。排水ポンプ車の見学や樋門のゲートハンドル操作体験を通じて、災害から暮らしを守る治水の大切さを実感。水質調査にも挑戦し、きれいな川を守るために自分ができることを考えた。

 中山町の県野球場近くの堤防からスタートし、左手に雄大な川を見ながら歩みを進める。東村山地区河川防災ステーション付近で、洪水時に使われる排水ポンプ車と照明車の実演を間近で見学した。1分間に60立方メートルの排水が可能で、児童は流れ出る水に手を当て、勢いの強さを体感し、防災機能に理解を深めた。石子沢川排水機場では、さらに多い1秒間に8立方メートルを排水できると知ると「えー」と驚きの声を上げていた。

 せせらぎ公園では水質調査を実施。最上川の水が魚の住みやすい環境になっているかや、汚れ具合、透視度を確かめた。生活排水が河川に及ぼす影響を学び、今よりもさらに美しい最上川を後世に残すため、一人一人が水を汚さないよう意識する重要性を認識。調査後は、堤防にポイ捨てされたペットボトルなどを積極的に拾う児童の姿もあった。

 新田川排水樋門ではハンドル操作に挑戦。仲間からの声援を受け、ゲートの重さに負けじと懸命にハンドルを回した。有事の際に人々の命や生活を守る仕組みや防災の大切さを学び、ゴールへ向かって駆け出す子どもたちの表情は達成感に満ちていた。

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