号砲まで1カ月、11チーム動向 県縦断駅伝・本番へ選考大詰め

2022/3/28 09:29

 第66回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は4月27日の号砲まで1カ月に迫った。出場する11チームともエントリーメンバーの選考が大詰めを迎えている。26、27の両日はタイムトライアルや記録会などで各選手が順調な仕上がりぶりを見せ、レースに向けた準備が本格化してきた。

ペース走に取り組む酒田・飽海チームの選手=酒田市光ケ丘陸上競技場

 【酒田・飽海】26日に酒田市の光ケ丘陸上競技場で開かれた酒田春季長距離記録会で選手選考を行った。主力の菅原翼(遊佐町役場)と鈴木亮平(東北エプソン)、荒生実慧(東洋大)が5000メートルで好走。阿部亮監督は「大雪やコロナ禍で練習不足が心配だったが、仕上がりは上々。選手層は昨年以上」と語った。27日は社会人と大学生、高校生の計12人がペース走で調整した。酒田春季長距離記録会の結果は次の通り。

 ◇男子▽3000メートル (1)後藤颯星(酒田東部中)9分53秒78(2)佐藤輝(酒田四中)(3)佐藤夢叶(遊佐中)▽5000メートル (1)菅原翼(遊佐町役場)14分54秒00(2)鈴木亮平(東北エプソン)(3)荒生実慧(東洋大)

 ◇女子▽3000メートル (1)佐藤未夢(酒田南高)10分56秒07(2)野沢七美(同)(3)高橋佑奈(遊佐中)

 【鶴岡・田川】27日に鶴岡市小真木原陸上競技場で選手選考のためのタイムトライアルを行った。1万メートルの社会人はベテラン後藤拓馬(オリエンタルモーター)がトップでゴールし、冬場の調整の成果を発揮。3000メートルの中学生では秋野維月(鶴岡三)が順調な仕上がりを見せた。高校生は5000メートルに臨んだ。チームでの本格的な練習会はこれからで、奥泉伸監督は「遅れも見られるが、全体の調子を上げていく」と語った。

 【新庄・最上】26、27の両日、新庄市陸上競技場で練習した。26日は2グループに分かれて1000メートルと400メートルのインターバル走でスピード感覚を養った。27日は1万2000メートルと2万メートルのペース走をこなし、主力の清水涼雅(新庄市教委)と奥山智広(同)が安定感のある走りを見せた。板垣新一監督は「中高生に気持ちよく走ってもらえるよう、社会人はけがに注意して調子を上げてほしい」と話した。

 【北村山】27日は中高生や社会人の約30人が参加し、天童市のNDソフトスタジアム山形で練習を行った。1万2000~2万メートルのペース走に取り組み、斎藤龍生と粟野峻の神町自衛隊勢、鈴木至(東海大山形高)が好調な走りを見せた。秋庭正司監督は「昨年よりも個々のレベルが上がり順調に仕上がっている。本番に向けてしっかり調整していく」と語った。中学生は3000メートルのタイムトライアルに臨み、選手3人を選んだ。

タイムトライアルに臨む寒河江・西村山チームのメンバー=寒河江市・グリバーさがえ

 【寒河江・西村山】26日は各自で調整。27日に寒河江市のグリバーさがえ周辺で選手選考を兼ねたタイムトライアルを実施した。中高生と社会人の計32人が3キロ、8キロ、10キロをそれぞれ力走。主力の荒井雄哉(山形環境エンジニアリング)と杉沼聖平(スガタ商事)が順調な仕上がりを見せた。志田学監督は「故障者や調整が遅れ気味の選手もいる。はやる気持ちを抑えつつ、レースのペースを意識して練習したい」と語った。

 【天童・東村山】26日の練習は天童市スポーツセンター周辺で行った。16人が参加し、それぞれ3キロ走2本、400メートル走3本に取り組んだ。3キロ走では2グループに分かれてペースを設定、実力者の斎藤真也(天童市役所)らがけん引した。中村展人監督は「全体的にほぼ順調に仕上がってきている」と語った。来月2日に同市のNDソフトスタジアム山形で開かれる長距離記録会で、現状の走力を確認する。

 【山形】26日は山辺町民野球場付近を発着点に16~20キロのロード走を行い、各自のペースで調整した。27日は山形市の山形中央インター産業団地内の周回コースで600メートルのインターバル走を10本こなし、1分50秒を目安にしてピッチを刻み、スピード感覚を養った。高見泰杜、長沢遼の東海大山形高勢が積極的に集団を引っ張って存在感を示した。森谷修平(山形市役所)ら社会人の主力も調子を上げている。

 【上山】27日は長井市の光洋精機アスリートフィールド長井(長井市陸上競技場)で長井・西置賜チーム主催のタイムトライアルに臨んだ。5000メートルで戸田夏輝(県立上山高等養護学校)が15分20秒で走り自己ベストを更新。3000メートルでも佐藤寛人(県置賜総合支庁)らが好調ぶりをアピールした。斎藤勲監督は「けが人もなく順調だ。一部に調子が上がらない選手がいるが、本番に向けて状況を見極めたい」と話した。

 【南陽・東置賜】27日は社会人と高校生、中学生の17人が長井市の光洋精機アスリートフィールド長井で練習。社会人と高校生は5000メートルの合同タイムトライアルに参加し、主力の大津吉信(高畠町役場)が全体トップの15分6秒で走り、仕上がりの良さをアピールした。小野正晃監督は「主力にけがもなく、まずまずの状態。残りの期間で練習量不足を補っていきたい」と話した。中学生は3000メートルで競った。

ウオーミングアップする長井・西置賜チーム=長井市・光洋精機アスリートフィールド長井

 【長井・西置賜】27日は長井市の光洋精機アスリートフィールド長井で、上山、南陽・東置賜、米沢の3チームと合同でタイムトライアルを行った。中高生から社会人までの計14人が参加し、主力の鈴木駿太郎(新潟大)と嵐琉煌(東海大山形高)が順調な仕上がりを見せた。大津秀二監督は「中高生は今回の記録や過去の記録を参考に選手選考を進めていく。故障した選手もチーム練習に戻っており、良い雰囲気だ」と語った。

 【米沢】27日に長井市の光洋精機アスリートフィールド長井で、他チームと合同のタイムトライアルに参加した。主力を担う川野部桂(サクサテクノ)、熊谷哲志(米沢市陸協)が5000メートルでそれぞれ自己ベストに迫るタイムでゴールし、チームを引っ張る走りを見せた。沢田賢一監督は「米沢は雪が残っており、他地域に比べて出遅れている面があるが、これから徐々に調子を上げていきたい」と話した。

県縦断駅伝

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