第69回春季東北地区高校野球県大会は最終日の29日、中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(荘銀・日新スタジアム=県野球場)で決勝と3位決定戦を行った。決勝は羽黒が11-1で酒田南に完勝し、4年ぶり10回目の優勝を飾った。3位決定戦は山形中央が13-11で日大山形との打ち合いを制した。
羽黒は初回に5番鈴木響太が3点本塁打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙7点を奪って試合の主導権を握り、3投手の継投で酒南の反撃を1点に抑えた。3位決定戦の山中央は11-11の同点で迎えた七回に4番小原佳剛が左前に2点適時打を放って勝ち越した。
東北大会は福島県を会場に、6月8~12日の日程で3年ぶりに開かれる。本県からは羽黒が4年ぶり20回目、酒南が6年ぶり9回目の出場となる。
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