県産種雄牛に「幸紀陸」 霜降り度合い、歴代最優秀

2022/7/2 11:40
新たな県産種雄牛としてデビューした「幸紀陸」号

 県は1日、新たな県産種雄牛として「幸紀陸(さきりく)」号を選抜し、同日付でデビューしたと発表した。霜降り度合いを示す「脂肪交雑」は歴代の県産種雄牛の中で最も優れ、子牛の4等級以上の割合を示す上物率もトップクラスの実力を備えており、県産和牛のさらなる品質向上につながるとする。

 「幸紀陸」は新庄市の生産者中川和宏さんの下で2016年11月に誕生した。発育が良く肉量が多い気高系の種雄牛として全国的に活躍した「幸紀雄(さきお)」号を父に持ち、母の「しげりく」は脂肪交雑の遺伝的能力が県内トップを誇る。

 生まれてきた子牛の肉質などを調べる検定で脂肪交雑は10.1となり、これまで「幸花久(ゆきはなひさ)」号が持っていた最高値9.3を超えた。上物率は95%で、過去2番目に優れた成績となっている。枝肉重量は475キロ(最高値536キロ)、ロースの大きさを示すロース芯面積は66.6平方センチ(同71.9平方センチ)だった。

 「幸紀陸」を含め、県産種雄牛は8頭となった。県畜産振興課は「『幸紀陸』の特徴を生かし、肉質の優れた牛肉生産をさらに進めたい」としている。

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