本館古勢起屋、20年ぶり新装開館 銀山温泉・大正ロマン漂う洋風和館

2022/7/2 11:45
本館古勢起屋がリニューアルオープン。大正ロマンと洗練された雰囲気が漂う=尾花沢市・銀山温泉

 尾花沢市の銀山温泉にある老舗旅館「本館古勢起(こせき)屋」(小関健太郎社長)が1日、約20年ぶりに新装開館した。大正ロマン漂う特徴ある建築様式。温泉街では能登屋旅館本館に次ぐ2件目の国登録有形文化財指定を目指し、文化庁の指導を受け改修した。

 建築年数は不明ながら、1931(昭和6)年に増築したとの資料が残っており、1、2階が大正期、3階が昭和初期と推測される。直線的で端正な建築様式「アールデコ」の影響を受け、和の感性を取り込んだ木造の洋風和館建築という。老朽化と安全管理上の問題から約20年前に休業したが、東京五輪を契機とする観光需要の増加を見込み改装を決めた。

 古材を随所に生かしつつ洗練された雰囲気を持つ「大正ロマンの復興」をテーマに据えた。石畳を敷いた玄関は開放感があり、いろりのあるダイニングからは庭園が望める。小関社長は「日本人がくつろげる建物になった」と話す。

 2人利用を想定した14客室があり、料金は1人1泊(食事込み)2万8千円から。問い合わせは本館古勢起屋0237(28)2322。

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