舟運で栄えた地を知る 最上川200キロを歩く第8週

2022/7/2 20:53
排水管から吹き出す水の勢いに驚く児童=大石田町

 山形新聞、山形放送の8大事業の一つ「最上川200キロを歩く 小学生探検リレー」は第8週の2日、大石田町大石田南小(阿部雅士校長)の5、6年生19人が隼橋(村山市)-大蔵橋(大蔵村)の区間を担当した。最上川舟運で栄えた町の歴史、暮らしを守る治水の仕組みについて理解を深めながら、暑さに負けじとゴールを目指した。

 同校で出発式を行い、国土交通省新庄河川事務所の五十嵐祥二所長が「最上川の知名度は全国的に高い。たくさん学び、自分が大人になったときに県外の人に最上川のことを言えるような体験をしてほしい」とあいさつ。阿部校長は「大石田町を育んできた最上川に、そして、これから最上川と共に生きていく町のことを学ぶ機会にしたい」と呼び掛けた。

 児童代表を代表し、いずれも6年の井上こはるさん(12)と早坂瑠那(るな)さん(12)が計11週にわたってバトンとして引き継ぐ「ビッグフラッグ」を掲げ、海藤生吹(いぶき)君(11)が決意表明。町の魅力を題材とした「大石田かるた」に最上川が登場することに触れながら、「身近な存在の最上川のすごさを感じたい」と語った。

 児童たちは最上川が日本三大急流の一つということや、洪水から身を守る堤防の構造について学んだ。浸水被害に対応するポンプ車を使った排水作業も学習。河川の状況を上空から把握する小型無人機ドローン、リモコンで操作する堤防の草刈り機を実際に操縦し、さまざまな技術が河川管理の現場に導入されている状況を確認した。

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