「ゲンジ蛍(ぼたる)とカジカ蛙(がえる)鑑賞会」が2日、高畠町二井宿地区で開かれた。町内外から訪れた参加者約50人が、ホタルの幻想的な光やカエルの鳴き声を楽しんだ。
地域の自然の美しさを再確認し次世代に継承しようと、同地区の住民らでつくる「ゲンジ蛍とカジカ蛙愛護会」が企画している。新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となった。
参加者が二井宿地区公民館に集合。同会が作成したDVDや会員の説明でホタルの生態などについて学んだ後、近くの大滝川に移動。カジカガエルの鳥のような美しい鳴き声が響き渡る中、多くのゲンジボタルが姿を見せ、柔らかな光を放っていた。参加者は「きれい」「あっちにたくさんいるよ」などと話していた。鑑賞会は3日も開かれる。
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