積もるミス、それるパス モンテ、栃木に完封負け

2022/7/3 09:54
〈山形―栃木〉後半、山形のMF山田康太(右)が相手と競り合う=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第24節第1日の2日、各地で10試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で栃木と対戦し、0―2で敗れた。5戦連続で白星がなく、通算成績は8勝8分け7敗。暫定順位は10位に後退した。

 山形は前節から1人を入れ替え、J1鳥栖から加入したFW藤原悠汰が初先発した。前半2分、ミドルシュートから失点し、0―1で折り返した。後半36分、速攻から追加点を許し、突き放された。

 このほか、横浜FCは水戸に2―1で逆転勝ちし、3連勝で勝ち点49として首位を守った。2位の新潟は群馬に2―0で快勝し、勝ち点1差をキープ。3位仙台は町田を3―2で振り切った。

 山形は次節の6日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で長崎と戦う。

 【評】山形は攻め崩せず、完封負けを喫した。新加入のFW藤原が起点となり、ボールを保持しながら前進したが、細かいミスで流れが止まった。後半16分、MF山田康ら3人を同時に投入。直後にいい形をつくったが、得点できず、試合終盤に追加点を許した。

【青炎】今季最速失点、5戦白星なし

 久々の勝利へ、最高の舞台は整ったが、甘くなかった。自陣から何百本ものパスを通したが、結果的に無得点のまま。人数を掛け、粘り強く守る栃木の術中にはまった。「ちょっとしたミスの積み重ねで、得点に結び付かなかった」と主将のDF山崎浩介。MF山田康太は「声出し応援」に触れて「特別な1日で勝ち、素晴らしい1日で終わりたかった。責任を感じている」と無念さをにじませた。

 前半2分の失点は今季最速。課題とするセットプレーの対応で、スローインからミドルシュートを浴びた。反撃の時間はたっぷりあったが、敵陣深くまで進入しようとしても、肝心なパスは足元から少しそれた。

 後半16分、山田康とMF藤田息吹、FW鈴木国友の3人を投入し、好機をつくったが、1点が遠かった。後半36分、辛抱強く戦った栃木にパスカットから速攻を浴び、追加点を奪われた。山崎は「ボールを握っていたが、イージーミスが多く、主導権を握れていない時間帯もあった」と振り返った。

 ピーター・クラモフスキー監督は、敗戦について「フットボールの中の厳しいレッスン」とし「(ゴールまで)最後の20メートルでシャープさを欠いていた」と漏らした。上位勢の背中はまた遠くなり、山田康は厳しくこう言った。「(練習から)苦しいゲームを勝っていけるような雰囲気ではない。仲のいいチームで終わっては駄目だ」。窮地の今こそ、足元を見つめ直す時期かもしれない。

残念、厳しいレッスン

 ピーター・クラモフスキー監督の話 予期した通りの流れで、試合をコントロールできていた。1回ずつのチャンスで2点を取られて残念に思う。それもフットボールの中の厳しいレッスン。今夜は私も選手も、クラブも(ファンを)笑顔で帰すことができず、残念に思っている。

モンテディオ山形

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