届け声援、響け大合唱 モンテ栃木戦、2年半ぶり声出し可能に

2022/7/3 10:47
試合中、声を出して応援する山形サポーター=天童市・NDソフトスタジアム山形

 「さあ行こう山形、勝利をつかめ」。モンテディオ山形のホーム栃木戦が行われた天童市のNDソフトスタジアム山形に2日、サポーターの大声援がこだました。約2年半ぶりに一部観客席で声出しが可能となり、対象エリアは青一色に。敗れはしたものの、試合終了まで迫力の応援でチームを鼓舞し続けた。

 5月末に同試合での声出し応援復活が決定。サポーターの連合組織「ULTRAS ACMY(ウルトラス アクミー)」はすぐにチャント(応援コール)のアイデアを募った。試合が迫る中、急ピッチで新加入選手の歌などを作成したという。メンバーで山形市飯田3丁目の会社員秋葉大河さん(33)は試合前「短い準備期間だったが、山形らしい応援で選手の原動力になれば」と集中した表情。目標のJ1自動昇格へ全力のサポートを誓った。

 試合前のアップでは選手の名前を呼び激励。入場時は「Over the Rainbow」に合わせて大合唱。コロナ前の熱狂的な雰囲気が舞い戻った。失点しても声量が落ちることはなく、背中を押し続けた。

 最後まで懸命に声を出した山形大付属小4年の宇賀神暁之君(9)は「ずっと声を出して応援したかった。選手たちをしっかり後押しできるように頑張った」。山形市宮町4丁目の会社員丹野光太さん(26)は「待ちに待った声出しで楽しかった。たまっていたものが全部出た」とすっきりした表情だった。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Jリーグは2020年のリーグ戦中断以降、声出し応援を禁止していた。常に不織布マスクを着用し、食事や飲酒、座席の移動などは禁止した上で、リーグが「運営検証試合」として実施した。30日に同会場で行われる町田戦も声出し応援が可能となる。

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