しなやか、高校生 手話や育児、将来の理解深める

2022/8/8 09:34
高校生が手話を学んだ「新庄・最上ジモト大学」の講座=新庄市民プラザ

 高校生に学校とは違った学びの場を提供する「新庄・最上ジモト大学」の手話について学ぶ講座が6日、新庄市民プラザで開かれた。新庄北、新庄南両校の1、2年生8人が音のない世界への理解を深めた。

手話で意思疎通広く

 同市聴覚障害者協会(前島誠一会長)の会員が講師を務め、「こんにちは」など基本的な手話のあいさつについて解説。このほか、「外見だけでは耳が聞こえないことを分かってもらいにくい」などと、日常生活での不便な点を紹介した上で「肩をたたいたり、前に出たりして教えてあげるといい」などとアドバイスした。新庄北高1年の青柳百恵(もえ)さん(15)は「多くの人とコミュニケーションを取れるように、繰り返し手話を練習したいと思った」と話していた。

 講座は、昨年12月に同市で手話言語条例が制定されたことを受け、市成人福祉課が初めてプログラムに組み込んで実施した。

育児の喜びや大変さ―酒田光陵高生、支援施設で触れ合う

酒田光陵高の生徒が乳幼児と交流し、福祉への理解を深めた=酒田市・酒田子育て支援センター

 酒田市の酒田光陵高生が1~3日、部活動の一環で同市の酒田子育て支援センターを訪れ、センターを利用する親子と交流した。

 家庭部環境福祉班所属の2年生計8人が参加した。1日には石倉怜奈(れな)さん(16)、後藤愛海(あいみ)さん(17)、半田ひよりさん(16)の3人が、持参した手作りのおもちゃで乳幼児と遊んだり、大型絵本の読み聞かせを行ったりするなどした。

 同班は、地元の保育園や高齢者施設の利用者との交流を通じて福祉への理解を深めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大以降、施設を訪れることができない状況が続いた。3人は「子どもが徐々に心を開いてくれるのが分かって、うれしかった。育児の喜びや大変さについて、少し実感できた」と話していた。

未来の自分、年表作り―置賜の3校30人がワークショップ

グループメンバーの年表を見ながら、質問や意見を出し合う高校生たち=南陽市・沖郷公民館

 置賜地区の高校生たちが、地域のためにできることについて考える「まちづくりワークショップ」が6日、南陽市の沖郷公民館で始まった。2日間の日程で、仲間や地域の大人と話し合いながら自分の年表を作成し、将来の可能性の拡大を図る。

 若者目線で地域活性化を目指す「南陽青年団」(小田朝暉(ともき)団長)が主催した。多くの人との交流を通して地域のつながりの大切さに気付いてもらい、将来のリーダーを育成することを狙いとしており、南陽、米沢興譲館、米沢東の各高校の生徒計30人が参加した。

 初日は五つのグループに分かれ、これまでの人生を振り返る年表を作成。青年団員からアドバイスを受けながら、メンバー同士の年表を見比べて質問や意見を出し合うなどして交流を深めていた。最終日の7日は、地元の大人たちへのインタビューを実施した上で、自分が思い描く未来の年表作りに取り組むことにしている。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]