イカ漁、出足まずまず 酒田港で本県中型船団初水揚げ

2022/8/8 21:30
第86若潮丸が入港し初水揚げした船凍イカ=酒田市・酒田港

 本県中型イカ釣り船団で最大規模の第86若潮丸が酒田市の酒田港に約2カ月ぶりに帰港し、船凍イカの水揚げ作業が8日、行われた。水揚げ量は1万1千ケース(約90トン)で、初水揚げとしては悪くない量だが、昨年同期に比べて減少。秋からのロシア水域での操業は不透明状態で「今後、漁獲量を十分確保できるかなど不安は多い」と関係者。若潮丸は燃料などを補給し、10日に再び出港する。

 能登半島西方沖や北海道の小樽沖、日本海の好漁場・大和堆などで操業してきた。7日夜に帰港し、8日は朝から県漁業協同組合の職員らと水揚げ作業を行った。1本釣りしたスルメイカを船上で急速冷凍した船凍イカは冷気を上げ、次々と積み上げられていった。

 スルメイカは一年魚で、東シナ海で生まれた後、日本海などを北上し、秋以降は南下。昨秋はロシア水域に漁場が形成された。大和堆での中国、北朝鮮の漁船による目立った違法操業は確認されていないが、今年は暫定水域で韓国船による妨害があるという。本県船団長で若潮丸漁労長の本間健さん(66)は「韓国船のマナーは悪く邪魔をされている。太平洋側からアカイカ漁の船も日本海に移ってくるので、漁場はせばまるばかりだが、たくさん取ってくるしかない」と話した。

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