岸田改造内閣へ県民の思い 災害対策しっかり/女性閣僚少なく残念

2022/8/11 09:26

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 第2次岸田改造内閣の顔触れが10日、決まった。新型コロナウイルスの感染再拡大や安倍晋三元首相の死去、自民議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題などが続く中、県民からは地方の活性化や災害対策への期待の一方、「女性閣僚が少ないのは残念」「政策のメッセージ性に欠ける」といった声も聞かれた。

 ▽山形市江俣3丁目、会社員堤綾香さん(24)「男女平等を推し進める国の閣僚で女性が2人しかいないのは残念だ。もっと女性を登用してほしかった。年金などの負担があり苦しい一方、自分たちの世代はもらえるのか将来に不安がある。若者にも寄り添った政策に期待したい」

 ▽酒田市南千日町、大学講師斎藤知明さん(38)「旧統一教会に関わる疑惑払拭にとらわれ、政策のメッセージ性に欠けると感じた。コロナ禍からの復興や円安・物価高騰対策に加え、『アベノミクス』の検証をしっかりと行いながら、10年先を見据えた経済政策を打ち出してほしい」

 ▽寒河江市船橋町、会社役員武田稔さん(55)「岸田首相を守るような顔触れで、期待はできないとの印象だ。飲食店を経営しているが、物価高とコロナ禍で今後の不安は大きい。新内閣にはこれらの対策をしてもらわなければ困るが、果たして動いてくれるのだろうか」

 ▽新庄市五日町、農業小野広美さん(59)「若者の流出とともに、地方の元気がなくなっていると感じる。(改造内閣には)新型コロナ対策と並行してリモートワークなどの多様な働き方を推進し、若者が地方に残ったり、首都圏から移住したりする選択肢を増やしてほしい」

 ▽南陽市郡山、無職長谷部早苗さん(73)「先日の大雨では、橋の改修もあってか市内で大きな被害がなかったのは幸いだが、経験したことのない豪雨が頻発しており、非常に不安だ。悲劇を繰り返さないよう、災害が起きても被害を最小限に抑えられるまちづくりを県内全域で進めてほしい」

遠藤氏が自民総務会長-県民、実行力発揮望む

 「経済回復に力を入れて」「幸せに安心して生活できる社会を」―。遠藤利明衆院議員(県1区)が自民党三役で党の意思決定機関のリーダーである総務会長に決まった10日、県民は実行力の発揮を望んだ。

 「上山市出身者が与党の三役に就任するのはすごい」と話すのは同市宮脇、会社員佐藤恵子さん(49)。今まで以上の地方の少子化対策を求め、「上山には産科病院がなく、同じ状況にある地方都市は全国にたくさんあると思う。若者世代への経済的な支援を含め、将来にわたって安心して出産・子育てができ、子どもが増える施策を」と期待した。

 鶴岡市堅苔沢、運送業佐藤照喜さん(52)は「重要ポストに就いたので、党の先頭に立って引っ張ってほしい。特に少子化問題など、これからの国や県を左右する課題に、粘り強く取り組んでもらいたい」と願った。

 「県選出の他の国会議員と連携し、党幹事長を務めた故加藤紘一さんのようにぐいぐいと仕事をしてもらえたら」と語るのは米沢市笹野本町、主婦山口富貴子さん(57)。新型コロナウイルス禍や頻発する災害、ロシアのウクライナ侵攻による原材料不足・物価高騰など山積する課題を挙げ「国民、県民が幸せに安心して生活できる社会を実現してほしい」と続けた。

 山形市八日町1丁目、会社役員武田晋一郎さん(37)は「山形など地方の活性化には、国全体の経済回復に一層取り組むことが必要だ」と力を込めた。

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