大谷選手に県内球児「かっこいい」 偉業達成、東北の星に輝く瞳

2022/8/11 12:59
大谷選手の活躍に刺激を受け、盛り上がる暘光レッドソックスのメンバー=鶴岡市朝暘四小

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(28)が9日、投打の「二刀流」として新たな偉業を達成した。今季10勝目を挙げ、勝利数と本塁打の「ダブル2桁」に到達。憧れを抱いていた県内の野球少年は「すごい」「少しでも近づきたい」と目を輝かせた。

 鶴岡市の暘光レッドソックスで投手、中堅手の佐藤碧泉(あおい)君(12)=朝暘四小6年=は「打たれると負けムードになってしまうが、大谷選手は気持ちを切り替えられる強さがある」とたたえた。主将の佐藤陽真(はるま)君(12)=同=は「他の選手への気遣いやごみ拾いなど人間的にも尊敬している。改めて憧れの選手と感じた」と笑顔を見せた。

 白鷹町の鮎貝野球スポーツ少年団に所属する双子の兄弟も憧れる。主に内野手の兄荒木陽翔(はると)君(11)=鮎貝小6年=は「投げて打っての二刀流は自分もやってみたい。毎日の素振りや筋トレなどを頑張りたい」。投手もこなす弟陽向(ひなた)君(11)=同=は「大谷選手は目標を決め、何をするべきか、表を作って頑張ったと聞いた。けがもせず、投げ続けられるところもすごい。特に制球力の高さは見習いたい」と話した。

 先の県中学校野球大会で準優勝した舟形中の主力選手で3年の佐藤颯太(はやた)さん(15)は、偉業達成について「東北出身であり、高校時代からずっと応援していた。かっこいい」と興奮気味に語った。自身は1番遊撃手で、場面によってマウンドにも立つ。「投手なのに、打つ方もおろそかにならないのがすごい」と感心し、「少しでも近づけるよう打ち方を見習いたい」と力を込めた。

 山形商業高2年で野球部に在籍する逸見(へんみ)敬生(いつき)さん(16)は、大谷選手の母校である花巻東高(岩手県)と練習試合で対戦したことも。新たな快挙に「同じ東北の舞台でプレーしていたすごい選手。ストイックな姿勢を尊敬している」と語った。今後はさらに対戦チームのマークが激しくなりそうだが「日本人のトップとしてはねのけてほしい」と期待した。

「とにかく素晴らしい」公益大監督

 東北公益文科大硬式野球部監督の横田謙人さん(52)は、米ロサンゼルスで大学まで野球に打ち込み、メジャーリーガーを目指した過去を持つ。大学の練習試合終了後に大谷選手の結果を確認。「とにかく素晴らしい」と語った。

 羽黒高監督時代には、練習試合で何度も大谷選手のプレーを間近で見たといい、「自分もアメリカでベースボールをしてきただけに思いは強い。当時からすごい選手だったが、日本人として本場でベーブ・ルースに並び称されるようになるなんて夢のようだ」と声を弾ませた。

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