全開モンテ、爆発4発 金沢に勝利、暫定7位に浮上

2022/8/14 09:25
〈山形―金沢〉後半終了間際、山形のMFチアゴ・アウベスがシュートを決め4―1とする=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第31節第1日の13日、各地で6試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で金沢と戦い、4―1で勝利した。今季2度目の3連勝で通算成績は12勝9分け9敗。順位は暫定7位に浮上した。

 前節と同じメンバーで臨んだ山形は前半17分、左クロスをFWディサロ燦シルバーノが頭で合わせて先制。同26分にMF山田康太がFKから頭で追加点を奪い、2―0で折り返した。後半23分、速攻から失点したが、同30分にFWデラトーレの2戦連続ゴール、同ロスタイムにMFチアゴ・アウベスの得点で突き放した。

 この他、3位の仙台は大宮に2―3で敗れ、勝ち点55から上積みできなかった。岡山は山口に3―2で競り勝って同51。熊本は甲府と2―2で引き分けた。横浜FC―群馬、水戸―東京Vは台風の影響で開催されなかった。

 山形は次節の20日、沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで琉球と戦う。

 【評】攻め続けた山形が4得点で完勝。素早い切り替えから敵陣でボールを奪い、前半の2ゴールを呼び込んだ。一時は1点差に迫られたものの、後半30分のFWデラトーレの得点で再び引き離した。交代策で終盤まで走力を維持し、ハイプレスで相手に重圧をかけた。

PKのピンチ、GK後藤の鉄壁

後半、山形のGK後藤雅明が相手のPKを止める

 「どの選手もボールに対し積極的に向かった。最初の1分から最後まで、必死にやった結果だ」。ピーター・クラモフスキー監督がこう強調した姿勢は、後半ロスタイムの得点に凝縮された。点差はついていたが、貪欲だった。ハイプレスから敵のミスを誘い、4点目を奪ったMFチアゴ・アウベスは「こういう勝ち方でチームが勢いづく」と胸を張った。

 後半23分に相手に得点を許し、1点差に迫られると、試合のテンポがぐっと上がった。ただ、主導権は渡さなかった。途中出場のMFチアゴ・アウベスの豪快なシュートから得た右CK。同30分、同じく交代で入ったFWデラトーレが前節に続く得点で仕事を果たした。ゴール前のこぼれ球を直接ボレーで押し込んだ。

 直後には相手にPKを与えた場面もあったが、GK後藤雅明がセーブ。連勝を伸ばすためには欠かせないプレーだったに違いない。締めくくりはアウベスの12戦ぶりのゴール。MF樺山諒乃介が足を止めず、敵陣で懸命にボールを追ったところから始まった。最後尾のGK、右サイドのDFと詰め寄り、再びGKに返したパスは足元からそれた。その瞬間にアウベスの1歩目の踏み出しが速かった。PKを与えるファウルを犯していたこともあり、左足で流し込むと、会場のどよめきとともに喜びを爆発させた。

 3連勝は約3カ月ぶり。セットプレーの強さは増し、意図したように攻撃が繰り出せるようになってきた。J1参入プレーオフ圏内のチームを猛追。アウベスは「自信は取り戻した」と言い切った。

最後までハードワーク

 ピーター・クラモフスキー監督の話 (DF半田陸がアシストした先制ゴールは)いいポジションを取りながらボールを奪い、最終ラインを突破してゴールにつながった。最後までハードワークを続けた。(交代選手の活躍は)日々成長していこうとするメンタリティーがあるからだ。

モンテディオ山形

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]