幻想的な雰囲気、庄内町で迎火キャンドルナイト  

2022/8/14 16:30
約600個のキャンドルがともった「冷岩寺迎火キャンドルナイト」=庄内町・冷岩寺

 庄内町の狩川地区には昔から、お盆の入りになると各家でちょうちんを飾る風習がある。この伝統を後世に残そうと、地元住民でつくる実行委員会(依田潤一委員長)が13日夜、同地区の冷岩寺(今野悦次住職)で「冷岩寺迎火(むかえび)キャンドルナイト」を繰り広げた。約600個のキャンドルがともり、祖先を迎え入れた。

 同地区ではお盆の期間、先祖の霊を迎え入れるためにたく迎え火の意味を込めて、各家の玄関先に家紋や名字を記したちょうちんを飾っている。キャンドルナイトは冷岩寺の檀家や地域住民が実行委員会をつくり、2015年から開催している。

家紋や名字などが入ったちょうちんも飾られた

 お参りに訪れた人や地元の子どもたちが「みんなが笑顔で過ごせますように」「家族が健康でいられますように」「ウクライナに平和を」といった願い事やイラストを書いた紙コップにろうそくを入れた。午後6時半から一つ一つに火を付けると、当たりは幻想的な雰囲気に包まれた。キャンドルの明かりの中、供養会が開かれ、訪れた人は祖先に思いをはせた。

 町地域おこし協力隊で音楽推進協力員の飯田陽子さんと、ハープ奏者林裕子さんによるミニコンサートも行われた。玄関先にちょうちんがともる光景は、地区によって異なるがお盆の暮れごろまで目にすることができる。

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