県内豪雨、農作物被害3600ヘクタール超 「20年7月」上回る規模

2022/8/17 08:08

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 県は16日、置賜、西村山両地域を中心に甚大な被害をもたらした豪雨災害に関し、同日午後2時現在の被害状況を発表した。農作物の被害面積は現時点で3600ヘクタール超に上り、2020年7月豪雨を上回る規模となっている。

 県のまとめによると、農作物全体の被害面積は3691ヘクタールで、このうち穀物・いも・豆類が3456ヘクタールと大部分を占める。水稲の浸水・冠水被害が中心で、米沢市や川西町など19市町村に及ぶ。エダマメやアスパラガスなどの野菜は115ヘクタール、ブドウやモモといった果樹は20ヘクタール、花卉(かき)は6ヘクタール、西洋ナシやブドウなどの樹体損傷は35ヘクタール、牧草の冠水・浸水などは56ヘクタールとなっている。

 パイプハウスや作業小屋の破損など施設関係は27件、農地の流出など農地・農業用施設関係は679カ所、山腹崩落など森林関係は176カ所。水産関係は1件で、県栽培漁業センター(鶴岡市)の設備が故障した。被害額はいずれの項目も調査中としている。

 20年7月豪雨による農林水産被害は32市町村の134億3800万円で、過去10年で最も多かった。農作物の被害面積は2613ヘクタール、施設関係は767件、水産関係は12件、農地・農業用施設関係は2423カ所、森林関係は966カ所だった。

 本県では3日、活発な前線の影響で線状降水帯が発生し、県内で初めて大雨特別警報が出るなど記録的な大雨に見舞われた。17市町に避難指示などが出され、最大3088人が避難所に身を寄せた。建物被害は現時点で約1290棟に上る。

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