第101回全国高校サッカー選手権県大会(県サッカー協会、山形新聞、山形放送主催)の開会式と組み合わせ抽選が15日、天童市の県総合運動公園総合体育館で行われ、出場39チームの対戦カードが決定した。
2年ぶりに各校の主将が出席した開会式では、県サッカー協会の岸慎一副会長が「(新型コロナウイルス禍でも)頑張ってきた気持ちをぶつけ、いい試合になることを期待している」とあいさつ。山形放送の伊藤清隆取締役ビジネス開発局長が激励した。優勝旗を返還した羽黒の瀬戸遥太主将が「コロナ禍の大会開催に感謝し、世の中に勇気と感動を与えられるよう全力でプレーする」と選手宣誓した。
今大会の出場は合同2チームを含み、初めて地区を越えた組み合わせを認めた。新型コロナに対応する措置として、選手登録の上限を5人増やし30人に変更。観戦は原則としてチーム関係者と選手の家族のみに認める。優勝争いは混戦模様で、今夏のインターハイに出場した山形中央のほか、前回覇者の羽黒、昨年の県高校総体で頂点に立った東海大山形などがしのぎを削る。大会は8日に開幕し、準決勝は23日に山形市球技場、決勝は29日に鶴岡市小真木原陸上競技場で行われる。
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