「梅花皮岩」有志ら整備し復活 小国で登り初めイベント

2022/9/25 21:16
再整備された「梅花皮岩」でロッククライミングを楽しむ愛好者=小国町小玉川

 小国町小玉川にあり、かつて山岳競技の会場になった岩壁が、有志らの整備によって「復活」した。ロッククライミングに適した場所で、関係者は「梅花皮岩(かいらぎいわ)」と呼ぶ。記念の公開イベントが25日、現地で開かれ、県内外の愛好家約30人が登り初めを楽しんだ。

 梅花皮岩は梅花皮荘から玉川を挟んだ対岸にあり、1992年に本県で開かれた「べにばな国体」の山岳競技会場となった。以来放置されていたが、米沢市内のスポーツ施設「アクションパーク米沢」でクライミングを教える本田達さん(58)が活用を提案。小国山岳会員の直木光太郎さん(26)=小国町叶水=と2人が中心となり、同山岳会などの有志と昨年6月から整備してきた。

 周囲に茂った草木を払い、高さ約30メートル、幅約40メートルの岩壁に15のルートを設定。初級~中級者向けで、ロープを掛けられるよう、ルート上には金具が固定してある。地権者から使用許可を受けているが、現地に管理者はおらず、利用の際は自己責任としている。

 この日は秋晴れの下、酒をまいて安全を祈願。その後、思い思いに岩登りを楽しんだ。山形市小白川5丁目、会社員鈴木孝志さん(30)は「いいホールド(突起物)がたくさんあって登りやすい。振り向けば山々と青空が広がり、爽快だった」と話していた。

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