コロナ前まで回復まだ 山形商議所、飲食、宿泊、観光を協議

2022/9/27 08:25
観光、飲食の事業者がいまだ厳しい現状に直面していることが確認された情報交換会=山形市・山形商工会議所会館

 山形商工会議所(矢野秀弥会頭)観光サービス部会の情報交換会が26日、山形市の同会議所会館で開かれた。飲食、宿泊、観光関係者約30人が出席。回復の兆しがある一方、新型コロナウイルス感染拡大前には戻っていない上に原材料・エネルギー価格高騰が加わり、厳しい状況が続いていると報告された。

 飲食店関係者からは「週末を中心に客足が戻り始めている」との報告の一方で「法人利用はまだ戻らない」「夜も食事が中心で1人当たりの消費額が落ちた」「夜9時以降は急激に人出がなくなる」との厳しい報告も。「コロナ前に戻るだけでは長期間の減少分を埋められない。この先数年に及ぶ支援策が必要」との要望もあった。

 ホテル関係者からは県民らを対象にした旅行促進キャンペーンの効果が出ているとの手応えはあったものの「人手不足に危機感を持っている」との声が上がった。多くの事業者が「コロナ禍に加え、原材料・エネルギー価格の高騰が大きな負担になっている」と声をそろえ、「さまざまな給付金、支援金があった2020年、21年より今年の方が厳しい」と指摘する事業者もいた。

 情報交換会は定期的に開催しており、観光、飲食の事業者がいまだ立ち直りの局面に達していないことが確認された。

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