タクシー運賃値上げ要請 八千代交通(山形)、東北運輸局に

2022/9/28 13:31

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 国土交通省東北運輸局は27日、山形、上山、天童、山辺4市町をエリアとする山形県A地区の八千代交通(山形市、石川康夫社長)からタクシー運賃改定の要請があったと発表した。燃料価格高騰などに伴うコスト上昇を受け値上げを要請する内容で、改定が実現すれば15年ぶりになる。

 今後3カ月の受付期間中に同地区の他事業者からさらに要請があり、要請事業者の所有車両数の合計が地区内の全車両数の7割を超えれば、東北運輸局が運賃改定の要否を判断する。

 現行運賃は、小型車は初乗りが1.5キロまで700円で加算料金が272メートルごとに90円。中型車は初乗りが1.5キロまで710円で加算料金が216メートルごとに90円となっている。要請では小型、中型の区別をなくして普通車に統合し、初乗りを1.2キロまで650円とし、加算料金を235メートルごとに100円とした。

 山形新聞の取材に対し、石川社長は「15年間で人件費が上昇したことに加え、新型コロナウイルス禍による利用客の減少、原油価格高騰に伴う燃料費の増加が重なり、我慢は限界。公共交通を担う事業者として雇用と会社を守るため、要請を決断した」と話した。要請は26日付で、同日時点の山形県A地区の事業者数は17社、車両数は485台。

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