特別警報、自動でメール YCC、「ぶじっ」に新機能追加

2022/9/29 11:55
特別警報などが発表されると自動配信されるメールのイメージ図

 YCC情報システム(山形市、伊藤秀美社長)は、事業者が災害時に従業員の安否を迅速に確認できるサービス「ぶじっ」に新機能を追加する。緊急地震速報や津波警報、大雨などの特別警報が発表されると、登録された従業員にメールが自動配信され、メールから簡単に安否情報を入力できるようになる。利便性が格段に向上する。

 県内では2020年7月と今年8月に豪雨災害が発生するなど、各地で自然災害が多発しており、災害情報を自動でメール配信する機能を加えた。

 災害情報は緊急地震速報、津波・大津波警報、大雨や暴風、大雪などの特別警報。どの地域を対象に、震度いくつ以上で、誰に配信するかなど、部門や地域を自由に設定できる。

 気象庁の発表を24時間体制で自動確認し、メールも自動配信する。発表後、遅くても5分以内に送信されるという。手元のスマホなどに直接情報が届くため、注意喚起や早めの避難に結び付く効果も期待できる。

 入力側の従業員の手間も少なくなる。送信先を管理者側が把握しているため、従来必要だったIDや暗証番号の入力をしなくても、メールのURLをクリックするだけで安否情報の入力に進むことができる。

 新サービスの提供は12月からの予定。料金は従来通りで50人以内の利用だと月額5500円から。初期費用は不要。同社の担当者は「災害時の事業継続、従業員の安心安全のため活用してほしい」と話している。問い合わせは同社023(641)4664。

「ぶじっ」 東日本大震災を機に安否確認サービスとして開発し、2011年8月に発表。従業員がどこにいてもスマートフォンなどから所属部門、氏名、健康状態、現在地などを入力できる。結果が自動集計されるため、管理者側が従業員の状況を一目で把握できる。新型コロナウイルス感染に対応し、発熱や倦怠(けんたい)感の有無を項目に追加するなど改良を重ねてきた。現在、全国の事業所の約2万人が利用している。

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