荘内銀、13.9億円債権放棄 セゾンファクトリー(高畠)再生へ

2022/9/30 12:03
荘内銀行本店(資料写真)

 フィデアホールディングス(HD、仙台市)は29日、食品製造販売業セゾンファクトリー(高畠町、斎藤雅一社長)の再生計画に関連し、荘内銀行の同社への貸出金13億9900万円を債権放棄すると発表した。引当金で全額保全されており、今年5月に公表した2023年3月期の業績予想に変更はない。

 同行はメインバンクとしてセゾンを経営支援してきた。県中小企業活性化協議会を通じた再生手続きに伴い、関係金融機関が求められた債権放棄に応じた。

 セゾンは第二会社方式で再生を図る。洋菓子製造シベール(山形市、小田切一哉社長)の親会社ASフーズ(山梨県中央市、小田切社長)が設立した同名の新会社セゾンファクトリー(同)に全事業を譲渡。本県を代表する2社の統合効果を生かし、事業再生と発展を目指す。社名は変わらず、社員約200人の雇用も維持する。

 セゾンは高級なジャムやドレッシングで全国的な知名度を誇る。近年は新型コロナウイルス感染拡大による需要低迷のほか、原材料価格高騰の影響で苦戦を強いられていた。現会社は今後、清算される見込み。

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