8月の県内有効求人倍率1.65倍 全国5番目、東北トップ

2022/10/1 10:21

 山形労働局が30日発表した県内の8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.65倍で、前月を0.04ポイント上回った。東北トップで、全国でも5番目に高い数値。正社員有効求人倍率(原数値)は1.35倍となり、2004年11月の統計開始以来の最高値を2カ月連続で更新した。

 県内雇用情勢の基調判断は「改善が進んでいる」を維持した。一方で、主に建設業、製造業などで企業の人手不足の深刻化も懸念され、面接会の開催などマッチング支援に力を入れる。

 有効求人数(季節調整値)は6カ月ぶりに減少に転じ、前月より0.4%減の2万7080人。一方、有効求職者数(同)は1万6457人で2.3%減少した。正社員有効求人倍率(原数値)は前年同月を0.26ポイント上回った。

 新規求人数(パートタイムを含む全数、原数値)は9332人で、前年同月と比べ16.6%増加し、1年6カ月連続の増加。業種別は卸売・小売業が1976人で最も多く、前年同月比50.6%増。スーパーやコンビニエンスストアなどの求人が増えた。製造業は1822人で23.4%増、1年7カ月連続で伸びている。建設業は2.4%減、サービス業は16.6%減だったが、運輸・郵便業で22.5%増、医療・福祉は7.6%増。新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかった宿泊・飲食サービス業は32.5%増の510人で、持ち直しの動きを見せている。

 ハローワーク別の求人倍率(原数値)は山形が1.69倍、米沢1.51倍、酒田1.87倍、鶴岡1.97倍、新庄1.47倍、長井1.91倍、村山1.32倍、寒河江1.34倍だった。全国の8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で、前月を0.03ポイント上回った。

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