牛乳工場をオンラインで見学する食育出前授業「バーチャル工場見学」が29日、村山市袖崎小(佐藤淳校長)で開かれ、児童が牛乳ができるまでの流れを学んだ。
明治北日本支社仙台オフィス(仙台市)の栄養士阿部裕子さんが講師を務め、1、2年生13人が参加した。阿部さんは児童にクイズを出題しながら、生乳が加熱殺菌されて牛乳になるまでの工程を説明。工場とオンラインでつなぎ、現地職員が「制服の生地はさらさらで、髪の毛がくっつかないようにしている」などと解説した後、牛乳を箱詰めする様子を中継で紹介した。
児童は「1日でどれくらいの数の牛乳を作っているのか」「絞りたての牛乳には菌が入っているのか」と職員に次々と質問していた。2年能登陽太(はるた)君(8)は「大きなタンクローリー車に牛乳がいっぱい入っていてすごかった。たくさん飲みたい」と話していた。
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