強烈な寒気の影響で県内は25日も荒天となり多くの地点で、この冬最も寒かった。日中も厳しい冷え込みで、午後3時までの最高気温は山形氷点下5.6度、酒田同3.8度などで山形地方気象台の全22観測地点が真冬日(最高気温が0度未満の日)となった。全地点の真冬日は2021年1月8日以来となる。
各地の午後3時までの最高気温は西川町大井沢氷点下8.7度、大蔵村肘折同7.2度、米沢同6.5度、新庄同6.2度、尾花沢同5.8度、鶴岡同3.4度などで各地とも平年値を7~9度下回った。午前9時までの最低気温は内陸が氷点下8~11度台、庄内は同6~8度台で山形、酒田、新庄など14地点が今季最低となった。鶴岡市鼠ケ関は1月の観測史上最低で氷点下6.3度だった。
庄内の天候が特に荒れ、集団下校となった酒田市の児童らは、横から吹き付ける雪に耐えながら懸命に歩いていた。
県内は26日も荒天が見込まれ、最大瞬間風速は庄内の海上30メートル、陸上25メートル、波の高さは6メートル、午後6時までの24時間降雪量は多い所で山沿い50センチ、平地40センチが予想される。
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