県内公立高の推薦入試、倍率0.98倍 23年度前年比0.02ポイント減、過去最低

2023/1/26 07:59

 県教育委員会は25日、2023年度の公立高推薦入試の志願状況を発表した。全体の志願倍率は前年度より0.02ポイント下がって0.98倍。推薦入試が専門学科と総合学科のみとなった14年度以降では、21年度と同率で過去最低となった。

 募集人員880人に対し、860人が志願した。倍率が最も高いのは米沢商業商業科の2.67倍、次いで酒田光陵ビジネス流通科の2.30倍、山辺看護科、山形商業情報科、同経済科がいずれも2.25倍だった。近年は看護科と商業科の倍率が高い傾向にある。

 小規模校で受け入れている県外からの志願者は新庄北最上校が1人、小国が4人、遊佐が9人だった。連携型中高一貫教育に取り組む2校では、リポートや面接などによる連携型入試を実施している。対象となる新庄南金山校に5人、小国に21人が志願した。

 2月2日に面接などが行われ、同9日に内定結果が通知される。

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