ＷＢＣ、中野（日大山形高出）ら30人　野球国際戦、県勢選出は栗原氏以来

　3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表の残り18選手が26日発表され、阪神の中野拓夢内野手（日大山形高出）が選ばれた。県勢では2009年の第2回大会優勝メンバーの元広島・栗原健太氏（同）以来の選出となった。

「持ち味のスピード、日本のために」

　中野内野手は昨季、主に1番打者としてセ・リーグ3位の157安打をマークした。遊撃でベストナインに輝き、日本代表として昨秋の強化試合にも出場。代表入りが正式決定し「自分に求められているのはスピード。日本のために自分の持ち味をしっかり出して、強い気持ちを持って戦っていく」とコメントした。

　ほかに、日系選手で初となる米大リーグ、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手らも選出された。先行発表されたエンゼルスの大谷翔平ら12人を含め全30選手が決まった。

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