あなたの声で「次は○○駅」 フラワー長井線、来月23日に車内アナウンス録音会

2023/1/28 10:26
フラワー長井線の車内で流す、駅名アナウンスの声の主を募集している

 「次は○○駅、次は○○駅」。フラワー長井線は今年、一般公募による車内アナウンスを初めて導入する。4月に全線開通100周年を迎えることを記念した年内限定の試み。来月23日に長井市役所で開かれる録音ワークショップ(WS)の参加者を募集している。

 沿線4市町などでつくるフラワー長井線利用拡大協議会(会長・内谷重治長井市長)が、記念イベントの一つとして企画した。WSでは車内で放送する駅名アナウンスを録音し、開通記念日の4月22日から12月末まで車内で流す。担当者は「運行業務の一部に関わってもらうことで、マイレール意識の向上につながる。友人や知人の声だったら、乗車したくなるのではないか」と期待している。

 長井線は赤湯駅(南陽市)から荒砥駅(白鷹町)まで全17駅あり、駅名アナウンスは上り用と下り用の各駅二つずつ、計34パターンを録音する。それぞれ日本語、英語の両言語で収録し、駅名だけではなく、長井線への思いや応援メッセージも盛り込んでもらう。英語に不安のある人のため、当日はJR東日本の専門社員がサポートする。

 WSに来場できる人なら誰でも参加でき、家族や友人などグループでも可能だ。募集期間は2月20日までだが、パターン数に対応した最大34組の先着順とする。申し込む際に、思い入れのある駅名を挙げてもらえば、担当駅の割り振りの参考にするという。

 申し込みは長井市地域づくり推進課内の事務局0238(82)8005。

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