天童市干布小(多勢弘子校長)で8日、米ニューヨーク州レークプラシッドを拠点に活動するアーティスト福寿美佐さん(56)を講師に招いたワークショップが開かれた。5年生16人が、総合学習で学んだ紅花をテーマに絵手紙制作に挑んだ。
京都芸術大大学院で社会人学生として学んでいた福寿さんは昨年、村山地方における紅花文化の継承活動について調査し、その一環で同校5年生と交流を深めた。児童たちが学習成果を外部に発信したいと考えていたことから、福寿さんが絵手紙制作を提案し、この日のワークショップが実現した。
児童たちは、紅花学習を通し一番印象に残ったことを絵で表現し、色鉛筆やクレヨン、絵の具を使って思い思いに色を付けた。花笠をモチーフにする子もいれば、紅花畑を眺めながらそばを食べた思い出を取り上げた子もいた。
花を付けた1本の紅花を描いた大井啓新(けいしん)君(10)は鉛筆の線を生かそうとあえて色は付けず、「紅花は 自然ゆたかな お花だよ」の俳句を添えた。上々の出来に「描いていて楽しかった。細かいところまでうまくできた」と満足げな様子だった。絵手紙は、来月開所する干布地域交流・活性化センター(干布公民館)などに展示する。
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