県文化財保護審議会が16日、県庁で開かれ、天童市が所有する絵画「絹本著色(けんぽんちゃくしょく) 東都品川八ツ山図(とうとしながわやつやまず) 京四條之涼図(きょうしじょうのすずみず) 浪花天保山図(なにわてんぽうざんず) 歌川広重筆(うたがわひろしげひつ) 附軸箱(つけたりじくばこ)」を県指定有形文化財に指定するよう吉村美栄子知事に答申した。今後、県公報での告示を経て正式に決まる。
県文化財活用課によると、天童藩が江戸後期を代表する浮世絵師の歌川広重に制作を依頼した「天童広重」と総称される一群の一つで三幅対。天童市美術館が所蔵している。三幅に江戸、京都、大阪の名所を雪月花と取り合わせる趣向が凝らされている。表具、箱ともに当初のもので、1854(嘉永7)年に山形の豪商・福島治助家が拝領したと記されている。
また、学名命名に伴い、県指定天然記念物の「天童市高木地区および東根市羽入地区のイバラトミヨ生息地」を「天童市高木地区および東根市羽入地区のカクレトミヨ生息地」にする名称変更を答申した。
県指定文化財は計526件となる。
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