高畠町金原の玉龍院(金子堯信(きょうしん)住職)が所蔵する五百羅漢像の修復が終了し、事業完了報告会が19日、同院で開かれた。地元や町内外の関係者らに、生まれ変わった羅漢像がお披露目された。
修復事業は2016年度から、地元有志で組織する実行委員会を中心に、岡田靖東京芸術大准教授らの協力を得ながら進めてきた。羅漢像は町指定文化財となっており、調査の中で京都の仏師・畑治郎右衛門(はたじろううえもん)が約190年前に制作したことが分かった。
約7割に何らかの破損があったが、欠落部分を補正した他、はがれていた塗装部分などを7年がかりで修繕した。報告会に参加した約70人は、色鮮やかに修復された羅漢像の表情を確かめ、修復の完成度の高さに驚きながら、一体一体に見入っていた。
事業費は約1千万円で、町の補助や寄付などを充てた。席上、多額寄付者らへの感謝状贈呈、岡田准教授らによる講演も行われた。
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