CO2削減量売買、県が8社と契約 販売額640万円

2023/3/21 10:23

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 県は20日、県民が削減した二酸化炭素(CO2)量を集約して売却する事業で、首都圏の8社と計2040トン分の売買契約を結んだと発表した。販売額は計640万7170円で、若者が取り組む環境保全活動などに役立てる。

 CO2削減量を市場取引する国のJ―クレジット制度を活用した。購入企業と販売数量は▽アキレス、330トン▽旭平硝子加工、100トン▽新電元工業、210トン▽Sustineri(ススティネリ)、400トン▽チノー、250トン▽東亜ディーケーケー、400トン▽MIC(ミック)、300トン▽リンベル、50トン。所在地は旭平硝子加工が神奈川県で、他の7社は東京。

 県は来年度、学生環境ボランティアの育成・活動支援、小学生向け学習教材作成などの事業に販売収益を活用する。事業は2016年度に始まり、7年目。累計で1万1144トン、2943万8416円を販売している。

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