庄内地方を代表する果物「庄内柿」の産地活性化に向けたフォーラムが17日、酒田市の庄内JAビルで開かれた。庄内柿の出荷先の7割を占める北海道から講師を招き、生産者やJA関係者らが柿のニーズやブランド化の方向性に理解を深めた。
「北海道における令和4年産庄内柿の販売動向について」と題して、青果卸売業・札幌みらい中央青果の櫛引千昭調査役が講演した。柿の消費量が多い北海道では、秋の果物販売では柿が好まれるという。雪が降り始めるとミカンが人気になり、2月ごろに柿の消費量がまた増えると解説した。北海道では柔らかい柿が好まれるとし、「アルコールで渋を抜いた庄内柿は人気。味と品質を安定させることが重要だ」と話した。
県庄内総合支庁農業技術普及課は、2021年4月に発生した凍霜害で出荷量が激減したことから、22年は生産者が栽培管理を徹底し、例年並みの出荷量となった事例を解説した。同課はこのデータを基に庄内柿凍霜害対策の手引きを作成したことを報告した。同支庁などが主催した。
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