米沢市は30日、移住・定住促進アドバイザーに地域活性化に取り組むクリエーティブディレクターら3人を任命し、中川勝市長が委嘱状を手渡した。市の移住担当職員らの情報発信力強化をサポートする。
3人は、企業のブランディングや、地域の再生プロジェクトなどを手掛けるデザイン会社・ペンギン島(東京)に所属する渡部晋作さん(42)、杉山耕太さん(39)、熊井晃史さん(40)で任期は1年。月1回の会議や年4回のフィールドワークを通し、米沢の魅力を物語化したり、視覚的に伝えたりする方法などを助言し、担当職員らの情報発信力を高める。
中川市長は「米沢の魅力を伝えるストーリーづくりなど、移住定住につながるアドバイスをお願いする」とあいさつし、委嘱状を手渡した。渡部さんらは「米沢の良い点を地元の人がきちんと発信できる状況を作れるよう活動したい」と意気込みを語った。
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