真っ赤な果実「いっぱい取れた」 寒河江・観光サクランボ園開園式

2023/6/1 21:41
赤く色付いたサクランボに手を伸ばす園児=寒河江市中河原

 寒河江市の観光サクランボ園開園式が1日、同市の三泉観光さくらんぼ園管理センターで行われた。地元のなか保育所みいずみ分園の年長児12人も招かれ、センターに隣接する園地で早速、もぎ取りを楽しんだ。

 同市周年観光農業推進協議会に加盟する観光サクランボ園約200カ所の開園式として、同協議会とJAさがえ西村山が行った。同JAによると、昨季の倍となる約200件の団体予約が入っており、新型コロナウイルス禍前には及ばないものの、回復傾向が見られるという。式には約50人が出席し、同JAの安孫子常哉組合長が「生産者の努力で数年ぶりの豊作基調にある」とあいさつし、代表者でテープカットを行った。

 園地では「紅さやか」の実が色付き、園児たちは「真っ赤だ」と歓声を上げ、次々と手を伸ばして頬張った。佐藤鼓太郎(こたろう)ちゃん(5)は「いっぱい取れた」と笑顔を見せた。

 「佐藤錦」は5日ごろ、「紅秀峰」は23日ごろからの見通しで、今月末まで営業予定。各園とも入園料は60分食べ放題で中学生以上2千円、小学生千円、3歳以上700円。問い合わせは同協議会0237(86)1811。

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